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2018-11-07

空き家特例の使い勝手はどうなんでしょう??

秋紅葉まっさかり!!

先週の連続晴れ日和に信州へ行って、そんなに寒くもなく、薄着でウロウロできてちょうど良い気候で、おまけにおいしい高原野菜やくだものもたくさん買えて、大満足!!

そんな気分満開の数日前、自宅リビングの電気が切れました!!

「あー、電球かえなきゃ」と思い脚立にのぼって外してみると??

「電球はどこについてる??」よくある蛍光灯がみあたらない?????

外した照明器具を裏返してみてみると、“LEDシーリングライト”  ??? 

すぐにスマホで検索してみて唖然。 なんと、電球交換ではなくて、本体そのものの買替えになるらしい。 へっ??

自宅をリフォームしたのは7年前。 LED照明は10年くらい長持ちして、明るさもキレイとの店員さんの説明に納得して購入した記憶はあるのですが、10年もたずに、しかも電球交換でなく、本体買替って!?

知らないって恐ろしい。 

ただ、7年たって、シーリングライト市場は値下がりしているようで、修理よりも買替がベターと判断しました。 なんてこった。

リフォームや新築の時は照明器具にご用心ですよ。

リフォームといえば、「空き家の譲渡所得の特別控除」という特例を思い出しました。

近年の空き家対策として、相続により空き家となった古い実家を売却した場合、諸要件を満たすことができれば3,000万円が特別控除される規定です。

耐震基準を満たしていない場合は耐震リフォームを行うことが要件となり、もしくは、取り壊して更地にして売却しても可能です。

確かに、3000万円控除は魅力的なのですが、意外に手続きが面倒で、市区町村で証明書類などを取得する必要もあり、時間もかかります。

空き家になる可能性がある実家を売却する予定があるならば、早めに情報を集めて準備しておくことも大切です。

また、この特例は時限立法ですのでいつまで適用できるか確認も必要です。

相続税の小規模宅地特例のいわゆる「家なき子特例」も改正で適用が厳しくなるなど、空き家が増えていく時代です。

売却するにしても時間がかかることも予想されるので何事も早めの対策と情報収集を心がけてください。